北海道・函館の広々とした丘のふもとにあるマルカ農園は、先祖代々受け継いできた土地で、2021年から果樹の栽培を始めた家族経営の農園です。農園の西側には湧水を集めて流れる小川があり、背後にはなだらかな山の稜線が続きます。遠くには海が広がり、かすかに漂う潮の香りが、どこか懐かしい記憶とつながる、かけがえのない場所です。
私たちは、農薬や化成肥料を使わず、**バイオネスト(土づくり)**や剪定枝の循環利用など、自然の力を生かした農法で、土を育て、果実を育てています。
自分たちの家族や子どもが口にしても安心できるものを。食べた人が、少し元気になれるような果実を。そんな思いをこめて、一つひとつ手作業で育てています。
2025年は、酸味と香りが魅力のルバーブが主役。これからブルーベリーやアプリコット、いちじくなども実りの時を迎えます。
北海道の風土と、この土地に流れるやさしい時間を感じてもらえるような果実を、季節ごとにお届けしていきます。